INAX上野緑工場でまた労災隠し発覚
1投稿者:元派遣  投稿日:2010/01/20(水)15:04:20
INAX側、不届け認める
――昨年9月労災事故――

三重県伊賀市のINAX上野緑工場で昨年9月、
作業中に指をほぼ切断される重傷を負った日系ブラジル人の男性(34)が
「労災の届出がされていない」と三重労働局に訴えている問題で、
雇用主である孫請け会社が労働安全衛生法に違反し、
事故を労働基準監督署に届けていなかったことが分かった。
男性は事故後に入院しており、
孫請け会社やINAXが朝日新聞の取材に対し、
労基署への届出が必要な休業を伴う労災だったと認めた。
伊賀労基署は今月、工場に立ち入り調査し、
孫請け会社の伊賀営業所長(34)らから事情を聴いている。
(朝日新聞2009年12月27日)
3投稿者:元派遣  投稿日:2010/01/20(水)15:05:41
INAXによると、連絡を受けた工場係長が病院に駆けつけ、
医師から「入院が必要なけが」と聞いた。

一方、同工場の安全防災課長が事故当日に
「指2本の腱と血管が切れたが、手術で縫合した」と
本社安全防災推進室に社内メールで連絡、
社長ら幹部にも伝えられた。
約1週間後に同課長は本社向けの労災報告書を作成。
孫請け会社に押印をもらった上で、
男性の休業日数をゼロと記載していた。

INAX経営管理本部は
「事故の翌操業日の16日に社員が工場で男性を見かけたため、
 休業ゼロとの報告になった。
 入院の情報も課長には伝わっていなかった。
 雇用関係がない人の休業については本来把握する立場にはないが、
 けがの状態を十分確認せずに休業ゼロとしたことは反省している」
としている。(朝日新聞2009年12月27日)
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